『所さんの 学校では教えてくれないそこんトコロ!』 テレ東 (金) 21:00~
公式HP:http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/
出演者:所ジョージ、清水ミチコ、安田美沙子、アンジャッシュ、湯浅卓
●なぞなぞファクトリー『作っているモノは何?』
◇島根県仁多郡にある工場。職人:伝統工芸士の石原長蔵さん。
材料は斧折れ樺(斧も折れるほどの硬い樺)と、すす竹(かやぶき屋根の骨組みに60年以上使用されていた丈夫なもの)。
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樺の木を1センチ程度の厚さに切り丸い玉状にくり抜く。
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それを専用ロクロで菱形に削る。
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それをイボタロウと一緒に袋に入れて踏む。
※イボタ蝋(ろう):イボタロウ虫の分泌物。古くから家具の艶出しや引き出しの滑りを良くするために使われる。
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竹を約4mmに切断。
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しんこき機で竹を削る。
※しんこき機:様々な大きさの穴が開いた鉄製の道具で、そこに何度も竹を通すことで全ての竹を同じ太さにする。
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その竹をむくの葉で磨く。
※むくの葉は紙やすりよりも目が細かく綺麗に磨きあがるという。
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それぞれを組み合わせて完成。
○答え そろばん
島根県仁多郡は兵庫県小野市と並ぶそろばんの名産地で、国から伝統工芸士に認定されている職人が3人いる。
そろばんは出来上がるまでに187の工程があり製作に1週間かかるという。
●抜き打ちテスト『日本で値段が一番高いペットって何?』
日本一高額なペットは、
第36回全日本鱗友会全国錦鯉品評会で総合優勝をした錦鯉。
値段は3000万円以上だという。
その鯉のオーナーは全日本鱗友会会長・高橋重勝さん。
●『体操の神技を生み出す驚きの練習法を公開!』
徳洲会スポーツセンターかまくらを訪れる。
徳洲会体操クラブはアテネオリンピックの金メダリスト米田功選手や水鳥寿思選手が所属するトップクラブチーム。
体育館は体操競技専用練習場。器具も全て国際大会で使用するものばかり。
しかし、そこになぜだか天井からロープでつるされたバケツが…。
じつはこれ、あん馬の練習に使うバケツだったのだ。
あん馬の頭の部分を用意して、ロープで上から吊るしたバケツに両足を入れて綺麗なフォームを作るための練習に役立てられている。
徳洲会体操クラブ⇒http://www.tokushukai.jp/taisou/
○「池谷幸雄体操倶楽部」
元オリンピック選手の池谷幸雄さんが未来のメダリストを育成すべく1歳児から高校生までを指導している。
池谷コーチいわく正しい指導を受ければ数時間でバック転が出来るという。
そこでカラテカの矢部太郎さんがバック転の指導を受ける。
振動刺激トレーニング装置「G-Sport」(振動によって筋肉がほぐれ身体が柔らかくなる。)や巨大な8角形のマットを使い練習することわずか2時間でバック転ができるように。
池谷幸雄体操倶楽部⇒http://www.iketaniyukio.com/
●抜き打ちテスト『長年継ぎ足したタレはなぜ腐らないの?』
うなぎの蒲焼をはじめ焼き鳥や佃煮などの店で使われている継ぎ足しのタレはなぜ腐らないのか。
東京・中央区にある元祖・佃煮の店「日本橋鮒佐」で聞くと、「要は水分をつけないこと」だと言う。
それはどういうことなのか。
東京都立食品技術センターの宮尾茂雄博士によれば、
ものを腐らせる微生物(細菌など)は増殖するために水が必要だが、
タレの中には醤油(塩分)と砂糖が含まれているので、
塩や砂糖が水と結合することで細菌に必要な水分が奪われ、繁殖しにくくなっているというのだ。
日本橋鮒佐⇒http://www.ganso-tsukudani.com/
●疑問を体を張って解決『そこんトコロどーなの?』
「お札にまつわる重大な事実とは…」
お札をクシャクシャにして丸めると実際の大きさよりも幾分縮んでしまう。
縮んでしまったお札は水につけるとまた元の大きさに戻る。
なぜこのような現象が起こるのかというと、
お札に使われている”みつまた”は、一本一本の繊維が強く伸縮性と耐久性に優れているからである。