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『 全国一斉!日本人テスト 』 9月4日

全国一斉!日本人テスト』 フジ(木)19:00~
公式HP:http://www.fujitv.co.jp/b_hp/njintest/index.html
出演者:オリエンタルラジオ、三宅裕司、MEGUMI、林家いっ平、林家木久扇、林家木久蔵、賀集利樹、細川茂樹、金子昇、渡辺正行、島倉千代子、安藤和津、ますだおかだ、次長課長、庄司智春
●『日本人テスト初級 全4問』
①「さつまいもを収穫する様子から生まれた言葉で一つの事実をきっかけに物事が次々と明らかになる様子を何というでしょうか?」
◇正解 芋づる式 大人正解率86%
この言葉は、一人の逮捕をきっかけに次々と仲間が捕まるなど、関連した事実が続けざまに明らかになる様子を意味します。
これは、さつまいもが蔓(つる)を引っ張ると次々ととれる様子に例えて生まれた言葉です。
この「さつまいも」、江戸時代には「十三里」とも呼ばれていました。
当時、秋の味覚の代名詞といえば栗でしたが、さつまいもは栗よりうまい、つまり「九里(くり)」と「四里(より)」を足して「十三里」であることを引っ掛けた粋なシャレだったのです。
②「『案山子』は何と読むでしょうか?」
◇正解 かかし 大人正解率75%
案山子とは田畑で鳥や動物を追い払うための人形。
元々は、魚の頭を焼いた物を田畑に挿しておき、その悪臭で動物達を追い払っていたことから、嗅がし(かがし)とも呼ばれていました。
それが、人が作業をしていても動物達が寄り付かないことから、次第に人の形となり案山子と呼ばれるようになったといわれています。
また、この漢字が使われた理由は諸説ありますが、「案山」は平坦な田畑のことを意味し、「子」という字には人形という意味があるのです。
③「何冊にもわたって書かれた本を一冊ごとに数える特別な数え方とは何でしょうか?」
◇正解 巻(かん) 大人正解率51%
これは元々、巻物の数え方で、昔の物語が巻物に書かれていた事の名残だといわれています。
また、巻物で書かれた物語の終わる様から転じて、物事の結末がついてしまうことを「一巻の終わり」というのです。
ちなみに本全体を数える時に使用する「冊」。
これは元々、書物を作る時、糸を使って綴じていたのですが、その様子からこの漢字が生まれたといわれています。

④「現在でも普通に使われている「水」を意味する女房言葉とは?」
◇正解 お冷(ひや) 大人正解率60%
これは「水は冷やして飲む物だ」ということに由来しています。
●『日本人テスト中級 全8問』知っているようで知らない目からウロコドリル
①「ペットボトルのお茶に入っているビタミンCの効果はどっち?」
(A)変色を防ぐ
(B)渋みを抑える
◇正解 (A)
入れてから、しばらくたつと変色してしまうお茶。
ビタミンCを加えることでお茶が酸化して色が変わるのを防いでいるのです。
②「『抹茶』と『煎茶』の最も異なる点はどっち?」
(A)育った場所
(B)入れ方
◇正解 (B)
「煎茶」はお茶の葉をこして飲むのに対し、「抹茶」はお茶の葉を石臼などで粉状に細かくし、その粉を直接溶かして飲みます。
他のお茶と違い「葉」そのものを口にすることでビタミンEをとることができるのです。
③「番茶とは一体どんなお茶のこと?」
(A)1番目に摘まれたお茶
(B)夏以降に摘まれたお茶
◇正解 (B)
番茶とは夏以降大きくなった葉を3番茶・4番茶として摘んだお茶のこと。
本来、番茶は晩い時期に収穫されるお茶であることから「晩茶」と書き、後に変化して「番茶」になったといわれています。
④「『玉露』の育て方で煎茶と大きく異なるところは?」
◇正解 日光に当てない 大人正解率29%
お茶は日光に当たることで渋みの成分が増えるのです。
玉露は、茶摘み前の約2週間~20日間ほど日光に当てずに育てます。
こうすることで渋みが増えずにうまみ成分だけが増え、甘くておいしいお茶になるのです。
⑤「お茶の成分カテキンの味はどっち?」
(A)旨み
(B)渋み
◇正解 (B)
一方、旨み成分は「テアニン」といいます。
高級な玉露はこの旨み成分が多いお茶。
渋み成分が多い煎茶は、体にいいとされる「カテキン」が多いお茶といえるのです。
⑥「お茶に含まれるカテキンによって効果があるのはどっち?」
(A)身長が伸びる
(B)虫歯になりにくい
◇正解 (B)
お茶に含まれる成分・カテキンは抗菌効果が強く、煎茶で口をすすぐと歯こうを分解し虫歯予防の効果があるのです。
食後にお茶を飲むという日本の文化は理にかなっているのです。
⑦「茶がらを使った商品として実際にあるのはどっち?」
(A)たたみ
(B)ゆかた
◇正解 (A)
これは茶がらに含まれるカテキンの消臭効果に着目して出来た商品です。
⑧「『茶寿』とは何歳のお祝いを指す言葉?」
◇正解 108歳 大人正解率23%
「茶」という漢字を分解してみると、くさかんむりの部分は「十」が2つで”20”。
下の部分は「八」「十」「八」で”88”。
合わせて”108”となることから、108歳の祝いを茶寿というのです。

●『日本人テスト上級 全3問』
①「別名『秋味』とも呼ばれている魚は?」
◇正解 鮭(さけ) 大人正解率19%
②「とんぼの「とん」とは元々何という言葉は変化したのでしょうか?」
◇正解 飛ぶ 大人正解率28%
これには諸説ありますが、とんぼが舞う様子がまるで稲穂が飛んでいるかのように見えたことから「飛ぶ穂」と呼ばれ、これが転じて「とんぼ」になったといわれています。
また、昔は秋によく見ることから「秋津」とも呼ばれ、とんぼの姿が日本列島に似ている事から日本を「秋津島」という呼び方もあったのです。
さらに戦国時代には、前にしか進まず後戻りしない習性から、縁起のいい「勝ち虫」とも呼ばれ、兜や刀、印籠などの装飾にも多く描かれました。
③「お月見でお酒を注いだ器や水を入れたたらいを供える風習を何というでしょうか?」
◇正解 月映し 大人正解率11%
月映しとは、夜空の月を愛でるとともに水面に映った月をも楽しむ昔ながらの風習なのです。

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