『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』 テレ東 (金) 21:00~
公式HP:http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/
出演者:所ジョージ、清水ミチコ、アンジャッシュ、湯浅卓、和希沙也、大橋未歩(テレビ東京アナウンサー)
●『なぞなぞファクトリー「何を作ってるの?」』
○答え パンティストッキング
◇取材先 アツギ(青森県むつ市)
ストッキングの老舗メーカー・アツギ。
元々、捕鯨用のロープを生産していたが、ロープの材料だったナイロンの利用を模索し、ナイロンストッキングの製造を始めた。
1967年、イギリスのモデル・ツィギーの来日をきっかけにミニスカートが大流行。
しかし、当時はガーターベルトのストッキングしか無く、肌が見えることが恥ずかしいと感じる女性が多かった。
そこでお尻をすっぽり包むパンティストッキングを製造。
これが大ヒット商品となり日本中に普及した。
現在こちらの会社では600種類以上のストッキングを製造し、その編み方は驚くほど複雑化している。
悩みだった伝線も製法の進化により穴を空けても広がらないようになっている。
ストッキングの加工技術を支えているのがこちらの品質検査室。
ここでは30種類の器具を使い、様々な角度からストッキングを徹底解剖している。
強度の計測として、ストッキングにハンマーを落とす動きを6000回続け、足の曲げ伸ばしに対する布の強さをチェックしている。
また、他社製品のデータ採集としてストッキングの網目の数を一つ一つ数え、さらには糸一本まで分解して非常に細かな分析を行っている。
◇アツギ⇒http://www.atsugi.co.jp/
●『抜き打ちテスト「動物にもツムジはあるの?」』
○答え 体毛のあるホ乳類には複数のツムジがある
例として牛のツムジを調べてみると、
目と目の間、背中、頭など、実に様々な場所にツムジがあることがわかった。
そもそも、ツムジの元となる毛の流れは雨水をすばやく落とすため基本的に下向きになっている。
その毛流の出発点が頭や背中のツムジになり、合流点が胸や関節辺りのツムジとなっているのだ。
では、人間の場合、頭以外のツムジはどうなっているのか?
もし、人間の全身が太い毛で覆われているとしたら、基本的な毛の流れは、首筋、胸、腰、ひじ関節、下腹部付近などに出来ることが多い。
ほぼ、他の動物たちと同じような位置にツムジが出来るようだ。
また、アシカのようにツムジの無い動物もいる。
アシカにも毛流はあるのだが、泳ぎをスムーズにするため、頭から尻尾の方に向かって毛が全部一方向に流れているという。
そのため、毛流はあってもツムジは出来ないのだ。
●『抜き打ちテスト「バケツをひっくり返したような雨ってどのくらいの雨?」』
○答え 30mm以上50mm未満の雨
江戸時代中頃、中国から”タライをひっくり返したような雨”という表現が日本へ伝わり、それがバケツの普及とともに次第に”バケツをひっくり返したような”と変化していったのだ。
その後、ラジオやテレビの天気予報でも、雨量を分かりやすく伝えるため”バケツをひっくり返したような雨”という表現が使われるようになった。
気象庁は、それらの表現や過去の資料を元に雨量を細かく分類し、
平成12年8月に、30mm以上50mm未満の雨を「バケツをひっくり返したような雨」と定めたのだ。
また、NHKでも天気予報やニュース原稿を読む際の表現として気象庁のデータを参考にしているという。
それぞれの雨量の違いは以下のようになっている。
◇5mm未満「しとしとと降る雨」
◇10mm以上20mm未満「ザーザーと降る雨」
◇20mm以上30mm未満「土砂降りの雨」
◇30mm以上50mm未満「バケツをひっくり返したような雨」
※雨量とは、1時間あたり何mmの雨水が溜まるかということ。
1mmの雨が溜まれば1mmの雨、30mm溜まれば、30mmの雨と表現される。
気象庁では「転倒ます型雨量計」と呼ばれる測器を全国約1300ヶ所に設置している。
これは、ししおどしの原理と同じで、容器に0.5mmの雨水が溜まるとひっくり返り、電気信号になって測定される。
例えば、1時間に10回信号があったとすると5mmの雨となる。
●『お墓に関する疑問を解決 ハイテク!持ち歩く?最新の墓』
墓が石で出来ているのは、死者が蘇るのを恐れて”重し”の石を置いたのがその起源だという。
だが、現代の墓で重視されるのはそのデザイン。
実は墓のデザインには制約はなく、
最近では、自社ビル、センス、居間といった故人が生前に愛した物や場所などをモチーフにする独創的な墓が増えている。
中にはこんな進化を遂げた墓も…
・屋内に設置され、共同の墓石で墓参りが出来るマンションタイプの墓。
・クリックするとお経が流れ、水かけやお供え物もパソコン上で出来てしまうインターネットのお墓。など。
○故人をいつも身近に感じられる最新技術・遺灰ダイヤモンド。
そもそもダイヤモンドは数億年以上の歳月をかけ生物の堆積物など炭素が結晶化したもの。
その過程を最新技術によって再現し、わずかな期間で遺灰からダイヤモンドを作るという。
要する期間は数ヶ月~1年。
値段は、色・大きさによるが1カラットで約200万円だという。
●『ミホの甘~い疑問』
「水菓子とはどんな菓子のこと?」
○答え 果物
菓子の「菓」という字は本来「果物」という意味なのだが、食事の間の軽い食べ物全般を「菓子」と呼ぶようになったため、まんじゅうやせんべい等と区別できるように「果物」を「水菓子」と呼ぶようになった。
◇今回のお菓子
大分の日田天領水で作った水のゼリー「天然水の雫」1個230円