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『情熱大陸』

情熱大陸』 毎日放送(日)23:00~
公式HP:http://www.mbs.jp/jounetsu/
出演者:さかなクン
 今回スポットを当てられていたのはさかなクンです。
●さかなクン誕生まで
生まれは東京。
絵を描くことが大好きな子供で、紙と鉛筆さえあれば何時間でも一人でいられた。
8歳の時、友達の落書きをみてタコに興味を持つ。
知れば知る程のめり込み、魚や甲殻類も好きになった。
14歳の時、カブトガニの人工孵化に成功し、ニュースになる。
さかなクンの魚好きを応援してくれたのは母・正美さんだった。
水族館には月2回、魚屋さんには週2回必ずつれて行ってくれて、
魚を買うときは切り身ではなく一匹丸ごと買ってくれたという。
17歳。
魚の知識を競い合うテレビ番組(TVチャンピオン)で彼は天才高校生と称されるようになる。
圧倒的な強さで5連覇という記録を樹立した。
だが、その頃、彼はまだ自分の未来を描けずにいた。
アルバイトをしながらイラストを描きとめるそんな毎日だった。
プロの画家になりたいとか絵だけで生活をしていきたいとか、そこまでの大きな夢ではなくて、魚がすきな一環としてその魅力を絵で表現できたら…、そう思っていた。
その後、彼はこう誘われる。
絵の才能と知識の両方を生かしタレントとして活動してはどうか。
こうして、さかなクンは生まれたのである。
●さかなクンのお仕事
さかなクンの仕事は、魚への理解を世の中に広めること。
活動の幅は驚くほど広い。ある時は持ち前のキャラクターでテレビ番組を盛り上げ、ある時は准教授として教壇に立ち日本の漁業の実情について講義する。
また、環境省の親善大使にも任命されており高校生にストップ温暖化を訴えたりもする。
【さかなクンの肩書き】
○東京海洋大学客員准教授
○お魚らいふ・コーディネーター
○水産庁水産政策審議会特別委員
○環境省「環のくらし応援団」メンバー
○JF全国漁業協同組合連合会・魚食普及委員
○千葉県立安房博物館客員研究員
○千葉県館山市「ふるさと親善大使」第一号
○静岡県御前崎市なぶら親善大使
○よしもとおもしろ水族館&赤ちゃん水族館研究員
○宮古島 海の親善大使
●さかなクンの知識の源
さかなクンはパソコンを持っていないし使えない。
最も頻繁に活用している情報源はいつも持ち歩いている図鑑である。
それでも何かがわからなければ専門家たちに直接電話をして聞く。
携帯電話には全国の研究者の連絡先がズラリとならんでいるという。
専門家たちとのネットワークは彼の知識の生命線なのだ。
図鑑を書いている大元の大先生に、直接聞くのが最新の情報を得る手段だと彼はいう。
全国各地の猟師町にもそのネットワークは及んでいて、
オフの日に親しい漁師を訪ね漁に同行させてもらうことも多いという。


さかなクンは小学校の卒業文集に「将来の夢は水産大学の先生になることです。研究したことを色々みんなに伝えてあげたいからです。」と書いています。その頃の夢を叶えつつ、なお一つの道を究めようとする彼のその姿に感心しました。あのキャラクターの方ばかりが目立ってしまいがちなんですが、さかなクンは、実は凄い人なんですね。

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