『全国一斉!日本人テスト』 フジ(木)19:00~
公式HP:http://wwwz.fujitv.co.jp/ponta/index.html
出演者:オリエンタルラジオ、三宅裕司、MEGUMI、ケンドーコバヤシ、次長課長、照沼拓也、ロバート・ボールドウィン、岡本玲、半田健人、村上知子、大島麻衣、井森美幸、高橋英樹、春風亭小朝、風間俊介、勝俣州和
◆小学校4年生 国語「反対語」
(1)「『真っ赤』という言葉の反対語は何でしょうか?」
◇正解 真っ青
かつては、「赤」は朱色や橙色、ピンクも含む暖色系の総称で、「青」は、今でも信号機の緑色を青信号と呼ぶように緑や紫、藍色も含む寒色系の総称だったことから、「真っ赤」と「真っ青」が対になるとされてきたのです。
ちなみに「赤」の反対語が特例的に「黒」となる場合があります。
それはお金の収支として使われる際の「黒字」「赤字」という場合。
ではなぜプラスを「黒字」、マイナスを「赤字」と表現するかというと、これは大正時代の商人たちの習慣に由来しています。
手書きで帳簿をつけていた時代、儲けは”黒い墨”で、損は”赤い墨”で記入する習慣があったからなのです。
◆小学校6年生 国語「慣用句」
(2)「”不確かであいまいな記憶”という意味の言葉を『(?)覚え』というでしょうか?」
◇正解 うろ覚え
「うる覚え」と使い勝ちですがこれは間違い。
「うろ」とは、はっきりしない状態を表す言葉「うつろ」が変化したものとも考えられており、つまり「うろ覚え」とは「うつろ覚え」という意味なのです。
また行き先のはっきりしない状態で歩き回る様子を「うろうろする」といいますが、これも「うろ覚え」の「うろ」と同じ語源を持つと考えられています。
◆小学校6年生 国語「慣用句」
(3)「”物事をするのにちょうど良い時”を表す言葉を『(?)時』というでしょうか?」
◇正解 潮時
「潮時」は元々、漁師の間で使われていた言葉で、潮の満ち引きの状態が最も漁に適している時間帯を「潮時」と呼んだことに由来します。
◆小学校5年生 国語「漢字の成り立ち」
(4)「人が赤ちゃんを見守っている様子から生まれた漢字は何でしょうか?」
◇正解 保
この漢字は人が赤ちゃんを大切に見守る様子を表しています。
このことから育つ姿を見守る「保育」や、危険なことから身を守る契約「保険」という言葉に使われるのです。
◆小学校5年生 国語「略語」
(5)「『やぶへび』とはどんな言葉を略したものでしょうか?」
◇正解 藪をつついて蛇を出す
これは、余計な手出しをしたせいでかえって災いを受けるという意味のことわざです。
◆小学校4年生 国語「漢字の書き取り」
(6)「『イチドウに会す』イチドウは漢字でどのように書くでしょうか?」
◇正解 一堂
この「堂」とはそもそも神様や仏様を祀る建物のこと。
そんなお堂にたくさんの人たちが集まる様子から「一堂に会す」という言葉が生まれたのです。
ちなみに、同じ考えが繰り返し少しも前に進まないことを「堂々めぐり」といいますが、これもお堂から生まれた言葉。
仏教の世界には願い事を叶えるためお堂をぐるぐると回る儀式があります。
これを「堂々めぐり」と呼び、その様子が同じ場所を回るだけで前に進んでいないように見えることから現在の意味でも使われるようになったのです。
◆小学校4年生 社会「日本の生産品」
(7)「リン青銅・アルミ・真ちゅう、この3つの部品から作られる幼稚園や小学校で使うものとは何でしょうか?」
◇正解 ハーモニカ
◆小学校6年生 理科「見てビックリ!深海の不思議な魚」
(8)「『生きた化石』と呼ばれるこの魚の名前は何でしょうか?」
◇正解 シーラカンス
シーラカンスの長く伸びた胸ビレと腹ビレ。どこか動物の手足に似ていると思いませんか?
実はシーラカンスの4本のヒレが足へ変化し陸上の動物が生まれたのです。
つまりシーラカンスは人間の遠い祖先とも言われているのです。
◆小学校6年生 理科「未来を変える最先端技術」
(9)「癒しロボット『パロ』が初めて実用化された場所とはどこでしょうか?」
◇正解 老人ホーム
動物と触れ合うことで心を癒し、元気づける心理療法「アニマルセラピー」。
それを動物が飼えない福祉施設や病院などでも行えるようにと開発されたのが「パロ」。
実際に、お年寄りたちのストレスを軽減する効果などが確認されています。