『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』 テレ東 (金) 21:00~
公式HP:http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/
出演者:所ジョージ、清水ミチコ、東貴博、湯浅卓、和希沙也、大橋未歩(テレビ東京アナウンサー)
●抜き打ちテスト『東京23区内でカブトムシを簡単に捕る方法は?』
○東京23区内でカブトムシを捕獲する極意その1「昆虫レストランを探せ!」
昆虫レストランとは、昆虫の集まる樹液が出ている木のこと。
しかし都会で樹液の出ている木を探すのは困難。
そこでとっておきの方法が。
それはチョウチョウの後を追うこと。
昆虫レストランはチョウチョウが舞って案内してくれるのだ。
次に、この昆虫レストランにバナナトラップを仕掛ける。
バナナトラップは、今や昆虫採集をする人達には定番の仕掛け。
バナナを入れたパンストを木に巻きつけ、焼酎をかけて発酵させることで樹液のような匂いを周囲に漂わせるのだ。
しかし都内で捕るにはさらなる裏技があった。
○東京23区内でカブトムシを捕獲する極意その2「スーパーバナナトラップを仕掛けろ!」
バナナトラップに黒酢をかける。
これでよりいっそう強力なものになるという。
バナナトラップをチェックするのは翌朝の4時。
これほど早朝なのにはある理由があった。
○東京23区内でカブトムシを捕獲する極意その3「カラスより早く行動しろ!」
23区内での昆虫採集の一番のライバルはカラス。
カラスがカブトムシを食べてしまう前が勝負なのだ。
果たしてスーパーバナナトラップにカブトムシはかかっているのか。
10個仕掛けた内の、なんと4つのバナナトラップが成功した。
オス4匹にメス2匹。たった1日で合計6匹のカブトムシをGET!
◆『東京23区の住宅街でカブトムシが集まる伝説の場所!』
この23区内にはありえねぇ~ほど沢山カブトムシがいる伝説の場所が存在するという。
それは世田谷区の閑静な住宅街にあるという。
なんとそこは個人のお宅。
このお宅に住む岸美緒子さん。
森林のような庭を進んでいくと…
樹齢70年のこのクヌギの木から絶えず流れ出す樹液を求めて日中でも沢山のカブトムシが姿を現す。
ここはまさにカブトムシ天国。
多い日には30匹以上のカブトムシが集まるという。
戦前はこの辺り一帯が雑木林だったそう。
岸さんは自然をそのままの姿で残したという想いで木々を守り続けた。
結果、この木には毎年沢山のカブトムシが現れるようになったのだ。
●抜き打ちテスト『機械を使わず涼しくなる方法とは?』
○答え 首の動脈を冷やす
機械を使わず涼しくなる方法、それは脳に向かう動脈を冷やせばいい。
つまり脳に近い血液、頚動脈の辺りを冷やすのが効果的なのだ。
その方法とは、ビニール袋などに氷を入れてその上からタオルで縛り、冷やす。
この時、両側の血管を冷やすとさらに効果があるという。
こうすることで冷たい血液を脳に送り、脳が直接冷たいことを認識。
さらに冷やされた血液は体をめぐり、体の中から冷やされるのだ。
サーモグラフィで見てみると腕や頭の温度が変わったのがよく分かる。
うちわで扇ぐ場合でも首を意識して扇ぐのが効果的。
機械を使わずに涼しくなるには首の頚動脈を冷やし、脳を冷やすのがポイントだった。
◆『夏にだけ出現する神秘の天然クーラーとは!?』
さらにクーラーを使わずに涼しくなる究極の方法があった。
それは天然のクーラー。
しかもその場所は今の時期しか見られない神秘の光景を見せてくれるのだという。
やって来たのは北海道の西興部村。
村役場の人に聞いてみると、その場所は普段立ち入り禁止なのだそう。
そこに特別に案内してくれるという。
そして、いざウエンシリ岳へ。
ウエン(悪い・険しい)シリ(山)とはアイヌ語で悪い山・険しい山という意味で、その名が示すとおりたしかに悪路が多い。
谷の行き止まりがその場所なのだという。
そして、辿り着いたそこには真夏のこの時期には珍しい天然の雪のトンネルがあった。
その冷気はまさに天然のクーラー。
ここは山に挟まれた谷間。
そこへ春先に大量に雪が流れ込み、そして川の水が雪を融かし、穴を開けこのようなトンネルになるのだ。
雪崩と一緒に落ちてきた木の葉が雪を覆い、しかも日当たりの悪さもあり、この雪が8月の中旬まで残るのだという。
そしてここでさらなる未知の光景が。
奥から風が吹き、気温がある程度上がった時にだけもやが出るという。
もやが多い時には麓まで続き、神秘の光景が見られる。
毎年たった1日だけ一般公開されるこの天然クーラー。
それは今の時期しか見られない雪のトンネルだった。
●『ハイテクで遊んじゃおう!』
◇株式会社「東洋高圧」⇒http://www.toyokoatsu.co.jp/
フランス料理店などで使われている、1台850万円のこのハイテクマシーン。
一体何をするものなのか。
アサリを使ってその性能を見せてくれるという。
まずはアサリを真空パック。ここまではスーパーでも見かける状態。
そしていよいよハイテクマシンの出番。
アサリをハイテクマシンの中に入れ、ふたを閉めスタートボタンを押す。
そして24時間後、見た目は入れる前とほとんど変わっていない。
袋を開けるとその驚異の性能が分かるのだという。
なんと、24時間前まで生きていたアサリがいなくなった!
このハイテクマシンは食材を液体にするその名も『まるごとエキス』。
これは食材に対し、深海10000mと同じ1000気圧以上の超高圧をかけることでタンパク質を分解させる酵素を活性化させ、食材を液体化するハイテクマシンなのだ。
そもそもこの機械は「魚醤」を作るために作られた。
魚醤とは魚から作られた調味料のこと。
魚を発酵させ液体にするため、2年以上の期間が必要だったのだが、この機械によってわずか1日で魚醤を作れるようになったのだ。
しかも、この機械は加熱したり刻んだりしないので素材の風味と栄養を損なうことがないのだ。
●『日本全国漁港巡り 極上の漁師メシを喰らえ!』
金田漁港(神奈川県三浦市) 所属漁師:100人 年間水揚げ量:1400トン。
毎週日曜日には新鮮な魚介が格安で手に入る朝市が開かれ、地元民に愛され続けている金田漁港。
漁師歴60年、タコ壺専門漁師・山森優さん(76歳)。
山森さんいわく、産卵期のこの時期にしか食べられないタコのたまごが絶品なのだという。
【一度食べたら病みつきになるというタコのたまごを使った漁師メシとは…】
まず、ぬめりを取ったたこを鍋で煮る。
お茶の葉を入れることでタコがきれいな赤色になるという。
そのタコを細かく切り、生姜と醤油で味を付ける。
続いてアカモクと呼ばれるネバネバの海藻と和える。
そしていよいよタコのたまご。
茹でると、袋に収まっていた小さなたまごが一斉に顔をだした。
タコのたまごは産卵期の6月~8月しか食べることができないのでとても貴重。
醤油で煮付けると旨い。
後は丼に盛り付けるだけ。
こちらが金田の極上漁師メシ、タコの親子丼アカモク和え。
金田漁港でとれたアカモクと今が旬のタコ、そして貴重なタコのたまご。
その組み合わせはまさに極上の新食感だった!
●『ミホの甘~い疑問』
◇「ようかんの数え方は?」
○答え 棹
昔、ようかんは「舟」と呼ばれる木枠で作っていたそう。
その舟につきもの、舟の中にあるものというこで舟を漕ぐ「棹」という数え方になったのだ。