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『理由ある太郎』 最終回

理由ある太郎』 フジ(金)23:00~
公式HP:http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/riyu/index.html
出演者:内村光良、おぎやはぎ、佐々木希、ブラックマヨネーズ、小島よしお、ビビる大木、岡田圭右、優木まおみ、ザブングル、アップダウン
◇「知りたい理由SP」
「しんどい」と言う言葉ができた理由
実は、しんどいという言葉は心の疲れた様子を表す「心労(しんろう)」という言葉が変化したものなのです。
つまり、心の疲労だけでなく肉体的疲労に対しても「しんろう」と表現し、その発音が関西地方を中心に「しんどい」となまるようになり、全国的に広まっていった言葉なのです。
「Nunber」なのに「No.」と略される理由
そもそも英語の「Number」の元になったのは、ラテン語で数字という意味を表す「Numerus」という言葉でした。
この「Numerus」が”数字で言うと~”という意味になると「Numero」と形が変わり、その前と後ろの文字を取り省略の意味のピリオドを付けて「No.」と表現されるようになったのです。
「もみあげ」と言う名前の理由
江戸時代、下級の武士たちの間で、耳の前にある髪を揉み上げてワイルドさを強調するというヘアースタイルが流行しました。
そこから耳の前の髪の部分を「揉み上げる所」という意味で「もみあげ」と呼ぶようになったのです。
広島や鳥取近辺が「中国地方」と呼ばれる理由
今から650年前の南北朝時代、当時都のあった京都にいた支配者たちが、九州と都のある京都の中間の地域だからという意味で中国と呼ぶようになり、現在でも広島や鳥取近辺は「中国地方」と呼ばれているのです。
お会計の時「おあいそうをお願いします」と言う理由
そもそも「おあいそう」という言葉は「お愛想」と書くのですが、明治時代「お勘定を貰って」と言うとお客さんに聞かれた時に失礼だという理由で、お客さんに対して「愛想をもった接客を終わらせる」という意味で「お愛想を済ませて」という事で、「お勘定」を意味するお店側の業界用語として使っていたのです。
その後、その言葉を聞いたお客さんが真似をするようになり、今ではお客さんが「おあいそう」というだけで「お会計」を意味するようになったと言われているのです。
生ビールが「生」の理由
そもそもビールは麦芽やホップなどの原料に酵母を加え発酵させて作ります。
この酵母はビールが完成しても生き続けるため時間が経つと発酵が進んで風味が悪くなるので熱処理をして酵母の活動を止める必要がありました。
しかし、その後、熱処理をしなくてもろ過によって酵母を完全に取り除くことが出来るようになると、この熱処理をしないビールを生ビールと呼ぶようになり、現在では日本で作られているビールのほとんどがこの生ビールと呼ばれるものになっているのです。
プロ野球の監督がユニホームを着ている理由
野球は元々選手の一人であるキャプテンが監督の役割を兼ねていました。
しかし、競技が大規模になっていくと選手とは別の監督というポジションが生まれたのですが、元々は選手であるキャプテンが行っていたから監督もユニフォームを着て試合に挑むようになったと言われているのです。
ブルーシートがブルーな理由
ブルーシートは元々ブルーではなく実はオレンジ色だったのです。
しかし、1960年代に入って公害問題が発生するとシートに使われているオレンジのシートに有毒物質が混入しているのではないかという疑惑が上がり、イメージアップを図るべく光の劣化に強く青空の爽やかさや潔白をイメージさせるブルーにしたそうなのです。
お金を返すときに「耳をそろえて」と言う理由
そもそも室町時代以降の日本では、四角い小判のような物を顔に見立ててその周りを「耳」と呼んでいたのです。
そして、借りたお金を返す際、小判を一枚ずつ耳をそろえながら枚数を数えた事から「借りたお金はきちんと返しますよ」という意味を込めて「耳をそろえる」というようになったそうなのです。
刑事を「デカ」と呼ぶ理由
明治時代、私服捜査官は当時の一般的な服装である着物を着ていたため、着物の四角い袖の形から「カクソデ」と呼ばれていました。
その後、犯罪者が仲間同士で通じるよう最初と最後の文字をひっくり返し「デソクカ」と呼び、さらに略して「デカ」と呼ぶようになり、現在でも私服で捜査することの多い刑事事件の警察官つまり刑事のことを「デカ」と呼んでいるのです。


VTRに入る前のみんなの掛け合いが非常に面白かったですね。このメンバーでずっと見てみたい!って思うほど。ネタの方もサクサク見せてくれてテンポがいい。全体的に編集が上手いんでしょう。
最終回が一番面白いってのも何だか皮肉なもんですね…。
さようなら理由ある太郎

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