『週刊オリラジ経済白書』 日テレ (火)21:00~
公式HP:http://www.ntv.co.jp/oriradi/
ゲスト:大竹まこと、山崎元、高田純次、里田まい、ふかわりょう、斉藤慶子
●『実録!1か月間必死に働けば100万円貯められるのか? 2』
今回挑戦するのは、若手芸人コンビ”ビックスモールン”のチロさん。
30歳。身長156cm。月収10万円前後。
30歳になるが母親に仕送りやプレゼントをしたことがないので、もし100万貯まったら何かプレゼントしたいと意気込みを語る。
○ルール説明
チロさんが暮らすのは番組が用意した都内のとあるアパートの一室。そこにあるのはパソコンとアルバイト情報誌、地図、そして移動手段としての自転車のみ。彼はこの部屋を拠点に一ヶ月間、働いて100万円を貯めることになる。食費・交通費は自腹。
彼が持っていた所持金は一時預かりで全くの無一文からスタート!
○1日目 1月25日。
引っ越しのバイト(カルガモ引っ越しセンター)日給1万2000円(日払い)と、アメリカンバーのスタッフ 時給1500円(22時以降)の仕事をすることに決める。
早速、アメリカンバー「BE-POP」の面接へ行くと難なく合格。その日から働くことに。
ビラ配り、皿洗い、窓拭き、掃除など休む間もなく朝の5時まで働き続け、7時間で1万300円の収入。
アメリカンバーBE-POP⇒http://www.be-pop.jp/
○2日目 1月26日。
自転車で2時間かけて引っ越しの面接へ。
面接に合格したあと早速現場で働き、4時間で6000円の収入。
夜はアメリカンバーの姉妹店カラオケBE-POPで朝の5時まで働く。
引っ越しと合わせて、この日の収入は1万6300円。
○3日目 1月27日。
この日もアパートへは戻らず引っ越しのバイトへ。
8時間で2現場をこなし1万3000円の収入(内おひねり1000円)。
夜はカラオケBE-POPへ。
この日の収入は2万3100円。
○4日目 1月28日。
昨日電話でアポをとった日給1万6000円の超高額アルバイトへ向かう。
訪れた場所は株式会社マッスル・パワー。
前回の挑戦者佐藤さんが涙を流して働いた会社だ。
主な仕事は入り組んだ建設現場で、機械がスムーズに運ぶことが出来ない資材を運びあげること。
マッスルパワーの給与体系は、1現場8000円、2現場目からは7000円となる。
この日は耐熱ボード1枚約10kg800枚を先輩の野呂さんと2人で運び上げる。
8時間で2現場をこなし、1万5760円の収入。
夜はカラオケBE-POPで夜中の3時まで働いた。
○5日目 1月29日。
この日から自転車移動はやめPASMOを購入。
そしてマッスルパワーへ。
この日は先輩・エビちゃんも加わり3人で仕事をする。
今回の耐熱ボードは1枚20kgと昨日の倍だった。
5時間で2現場をこなし、1万6900円の収入。
その日の夜アメリカンバーの休憩時間に、57歳の誕生日を迎えた母親に電話をかけ、今回の企画を説明すると「フレー!フレー!チーロ!」とエールを送ってくれた。
○6日目 1月30日。
朝からマッスルパワーへ。
6時間で2現場をこなし、1万9800円の収入。
その後、引っ越し屋さんで紹介された何でも屋のバイトへ。
仕事内容は、
ビルの屋上からロープで壁をつたって、ビル9階のトタンを修繕する作業。
30分で1万円の収入になった。
夜はカラオケBE-POPで働き、この日はなんと3万9900円の収入に。
○7日目 1月31日。
レギュラー番組の収録。収録後家に戻りバイト探し。
○8日目 2月1日。
普通に道を歩くだけで時給2000円をもらえるというバイトをすることに。
仕事内容は、
特殊な受信機を持って歩くことで街に設置された無線LANの電波をキャッチし、その場所の地図をナビゲーションに認識させるというもの。
有限会社クロスワイヤ⇒http://www.crosswire.co.jp/index.html
10時間をこなし、2万円の収入に。
○9日目 2月2日。
マッスルパワーを終えたあと、東京ビッグサイトでアルバイト。
仕事内容は、
新製品の展示会イベントをやっているこの会場で、アドバルーンが浮いているかをチェックするというもの。
飛行船ネットワーク株式会社は、飛行船、熱気級、アドバルーンを製作する会社。
このようなイベントの際にはアドバルーンが浮いているかをチェックする作業が必要となるが、こうしたイベントは全国各地で開催されているため人手が足りなくなるとバイトを雇うとのこと。
飛行船ネットワーク株式会社⇒http://www.hikousen-net.co.jp/
通常は30個以上のアドバルーンがあるが今回はたまたま一個だったのでわずか3秒で5000円の収入に。
家に帰った後、レッドビーシュリンプの養殖を始めることに決める。
レッドビーシュリンプとは、ここ数年熱帯魚業界で大ブームの観賞用エビで、稚エビを買い取って希少価値の高い模様を持った大人に成長させられれば、熱帯魚店で高く買い取ってくれる可能性があるらしい。
模様の白い面積が大きいほど高く売れ、最高1匹30万円にもなるとか。
稚エビの値段はピンキリで安いものだと1匹500円~。
そこで1匹1万円を10匹で10万円分購入した。
○10日目 2月3日。
早朝”レッドビーシュリンプ”が届く。
10万円分買ったので今回だけ特別に一ヶ月間水槽も無料で貸してもらえることに。
飼育方法は簡単で、特殊なエサを1日1回与えるだけとのこと。
稚エビ代10万円は後払いにしてもらえた。
午後は、何でも屋さんのバイトで表参道へ。
依頼者の代わりにライブのチケットをもらう「並び屋」の仕事で、1時間で4000円の収入に。
夕方から事務所主催のお笑いライブに出演。
その後、朝まで地図ナビゲーションのバイトを11時間こなし、2万2000円の収入。
○10日目までで貯まった金額は24万2420円。
100万円まで、あと75万7580円!
●『そんなに激安でなぜ儲かってるの?』
◆【玄品ふぐ】 全国に111店舗を展開するフグ専門店。
○「激安フグ屋はなぜ儲かってるの?」
その3つの理由とは…
①職人がいない。
大阪では、フグは免許を持った者が監督していれば調理できるので、
毒を取り除くなど複雑な作業以外は、見習い社員やアルバイトに任せており、職人を雇わない分人件費が安くなる。(※フグの取り扱いは各都道府県によって条例が異なる。)
フグの免許は毒の知識が主となるため、薄造りなど特殊な技術は必要なく、
そのためこちらでは新入社員に免許を取得させており、これにより職人を雇うよりはるかにコストを抑えられるのだという。
②秘密の研究所。
天然ものだと非常に値段が高くつくので指定の業者でフグを養殖しており、
その養殖フグを天然ものに負けない味にする研究をしている研究所がある。
③下関を通さない。
下関を通さず直接海外や国内の養殖場からフグを仕入れるため激安のフグを提供できる。
玄品ふぐ⇒http://www.tettiri.com/
◆【Zoff】 全国に57店舗を展開するメガネ店。
○「激安メガネ店はなぜ儲かってるの?」
その3つの理由とは…
①大量発注。
扱っているのは全てオリジナルのブランドで1200本のメガネフレームを取り揃えており、
大量生産することでコストダウンを実現している。
②在庫を残さない。
横浜、多摩、幕張の3ヶ所に直営のアウトレットショップを設けており、売れ残った商品をさらに安く売って在庫を一掃している。
③一人何個も買ってもらう。
メガネとカルチャーを追求した音楽イベント・ゾフロックフェスティバルを開催し、
メガネを若者にイベントでPRしてメガネのファッション化を広めている。
メガネをファッションの一部として認識してくれる人が増えて、一人当たり4本5本と買ってくれることもあるという。
Zoff⇒http://www.zoff.co.jp/
◆【西松屋】 全国に605店舗を展開するベビー服店。
○「激安ベビー服店はなぜ儲かってるの?」
その3つの理由とは…
①主要道路にはなるべく出店しない。
主要道路のそばだと土地代が高いということと、
近隣のお客様をターゲットにしているので主要道路には出店しない。
②徹底した人員削減。
店長が複数の店を掛け持ちすることで人員を削減。
常時いる店員はパートさんが2~3名。
全てお客さんのセルフサービス。商品もハンガー掛けなのでたたむ作業も無い。
③売れない物は作らない。
沖縄や北海道で売れ筋商品をあらかじめ調べる。
夏服を2月下旬から沖縄で販売し、沖縄で売れなかった商品はその後一切作らず売れた商品のみを大量生産。それを全国に販売することにより売れずに在庫となる無駄な商品の生産を省くことができるという。
ちなみに冬服は9月頃から北海道で販売し売れ筋を調べている。
西松屋⇒http://www.24028.jp/
●『経済雑学これ何カネ?』
①埼玉県が生産量世界一。 ※ひな人形の生産量日本一全国の生産量の約43%を占める。
②関東と関西では逆。 ※関東では向かって左が男雛、右が女雛 関西では逆。
③平均価格約15万円。
④限定20セットリカちゃんバージョン28万3500円。
⑤7段15人。
正解 ひな人形