『全国一斉!日本人テスト』 フジ(木)19:00~
公式HP:http://www.fujitv.co.jp/b_hp/njintest/index.html
出演者:三宅裕司、MEGUMI、オリエンタルラジオ、他
●『100人の芸能人が驚いた!厳選20問夏期講習スペシャル!!』
①「数をごまかすことをある魚の名前を用いて何というでしょうか?」
◇正解 鯖(さば)を読む 大人正解率84%
この語源には諸説ありますが…
昔の魚市場では、鯖(さば)は傷みやすいため素早く数える必要があったといいます。
そのため、あとから確認すると数が合わないことが多かったことから、数をごまかすことを「鯖を読む」というようになりました。
②「ことわざ「鶴の一声○○○の千声」空欄に入る動物は何でしょうか?」
◇正解 雀(すずめ) 大人正解率50%
これは、たくさんの雀がうるさく鳴き騒ぐより、鶴が一声鋭く鳴く方が周囲によく響き渡るという意味です。
③「『一に褒められ、ニに振られ、三に惚れられ、四に風邪』とは何を指す言葉でしょうか?」
◇正解 くしゃみ 大人正解率24%
日本には古くから誰かが自分の噂をしている時にくしゃみが出るという言い伝えがあり、その回数でどんな噂かを判断していました。
これは洒落た言葉が流行した江戸時代に生み出された遊び言葉だといわれています。
④「ご祝儀袋などを包むときに使う布を何というでしょうか?」
◇正解 袱紗(ふくさ) 大人正解率59%
日本人にとって贈り物を贈るというのは、神様への捧げ物に通じ、清らかなものであるべきと考えられていました。
したがって、贈答の品を手渡しすることはタブーとされています。
袱紗には使用する場面によってふさわしい色があり、慶び事では「エンジ」「赤」などの赤系統を、弔事では「紺」「グレー」など地味な色を用います。
現在は「紫」が慶事・弔事ともに使えるという認識が広まっています。
⑤「雨の日にすれ違う時、雫がかからないように気づかう仕草を何というでしょうか?」
◇正解 傘かしげ 大人正解率7%
これは、お互い雫がかからないようにするという心づかいの仕草(江戸しぐさ)なのです。
⑥「ハサミの正しい数え方は何でしょうか?」
◇正解 挺・丁(ちょう) 大人正解率65%
そもそも「挺」はまっすぐな棒を表し、手に持って使う道具を数える時に使います。
例えば包丁、アイロンも挺と数えます。
⑦「切っていない状態の羊羹(ようかん)を正しくは何と数えるでしょうか?」
◇正解 棹(さお) 大人正解率6%
これは細長い形のものを釣ざおなどのような棹に例えたのが始まりと言われ、羊羹やういろうなどの細長いお菓子を「棹物菓子(さおものがし)」と言います。
⑧「『枚』『通』以外のハガキの数え方は何でしょうか?」
◇正解 葉(よう) 大人正解率22%
例えば、母親からもらった励ましの言葉が書かれたハガキや、友人からもらった熱いメッセージの入ったハガキなど、特別な思い入れのあるものを葉(よう)と数えます。
手のひらに乗せ、葉のように眺めていたいという想いからそう数えられるようになったのです。
⑨「人の頭のことをある『入れ物』に例えて何というでしょうか?」
◇正解 鉢 大人正解率12%
鉢とは、すり鉢や金魚鉢など、底が皿よりも深く壺よりも浅い容器のこと。
頭に巻く手ぬぐい、これは手ぬぐいを巻きつける場所が頭、すなわち鉢であることから鉢巻(はちまき)と呼ばれるようになりました。
⑩「複数の蝉が鳴き立てる様子をある気象現象に例えて何というでしょうか?」
◇正解 蝉時雨(せみしぐれ) 大人正解率30%
蝉の鳴き声はそれぞれ異なり、交じり合った時に雨が降りしきるような音になることからこう呼ばれるようになったのです。
●『知れば生活に役立つおばあちゃんの知恵袋 全5問』
⑪「洋服に付いた歯みがき粉のシミを落とすのに効果的なのは?」
(A)ラップ
(B)輪ゴム
◇正解 (B)
歯みがき粉が服に付いてしまったら、まずタオルやドライヤーなどを使って水分を取り除きます。
そして輪ゴムを指に巻きつけてシミの部分をこすれば汚れが簡単に落ちます。
歯みがき粉のシミは繊維の奥まで入ってしまうので、汚れが取りにくいのですが、輪ゴムを何重にもすることで弾力性が生まれ繊維の奥まで入っていくことが出来ます。
さらに、研磨作用も生まれるのでシミを取ることが出来るのです。
※こすり過ぎると洋服を傷めることがあるのでご注意下さい。
⑫「敷居のすべりを良くするのに効果的なのは?」
(A)たまごの殻
(B)みかんの皮
◇正解 (A)
まず、たまごの殻を細かく砕きます。
そして、砕いたたまごの殻をガーゼ等に包み、敷居をこすると敷居のすべりが良くなります。
これは砕いたたまごの殻に研磨作用があり、細かい汚れが取れるためなのです。
※環境や種類によって効果に差がでる場合があります。
⑬「鍋底の『こげ』を落とすのに効果的なのは?」
(A)米のとぎ汁
(B)ほうれん草のゆで汁
◇正解 (A)
こげた鍋に米のとぎ汁を入れて一晩つけておきます。
すると「こげ」が表面に浮き出てきます。
鍋のとぎ汁を捨て、残った「こげ」をスポンジで軽くこすった後、水で流せば簡単に「こげ」を落とすことが出来ます。
米のとぎ汁には石鹸と同じ成分の脂肪酸ナトリウムが含まれており、その成分が洗浄作用を発揮し「こげ」が取れやすくなるのです。
※鍋の種類によって効果に差がでる場合があります。
⑭「包丁を長期保存するときに効果的なのは?」
(A)小麦粉
(B)コーヒーの豆がら
◇正解 (B)
まず、コーヒーの豆がらの水分をしっかりと取り乾燥させます。
そして、包丁をしまう箱の中にこの豆がらを敷き詰めてから包丁をしまいます。
こうしておくと、コーヒーの豆柄に含まれている油分が包丁の表面に膜をはり、包丁の酸化を防ぐのです。
※環境や種類によって効果に差がでる場合があります。
⑮「油性マジックの汚れを落とすのに効果的なのは?」
(A)レモンの皮
(B)りんごの皮
◇正解 (A)
料理で使い終わったレモンの皮を、破れて穿けなくなったストッキングに入れます。
そして油性マジックの部分をこすると油性マジックの跡が簡単に落ちてしまうのです。
これはレモンの皮に含まれているリモネンという成分に油を溶かす作用があるため。
またストッキングでこすることで汚れが再び固まる前に拭き取ってしまうという効果も得られるのです。
※環境や素材によって効果に差がでる場合があります。
⑯「この看板(弓矢)が置かれているのはどんなお店でしょうか?」
◇正解 銭湯 大人正解率28%
この看板は「弓を射る」⇒「ゆみいる」⇒「湯入る」つまり、銭湯に入ることを意味しているのです。
さらに、「わ」と書かれた板は”「わ」板”つまり、お湯が沸いている営業中を表します。
そして、これをひっくり返した「ぬ」の板は、”「ぬ」板”つまり、お湯を抜いた準備中を指すのです。
⑰「店先に『たぬきの置物』を置く理由は?」
◇正解 「たぬき」という言葉が「他を抜く」につながるから 大人正解率14%
⑱「お店の入り口で見られる『春夏冬中』この看板を何と読むでしょうか?」
◇正解 商い中(あきないちゅう) 大人正解率32%
この看板は、春と夏と冬はあっても秋がないことから「あきない」と語呂合わせをして読みます。
⑲「お金にまつわる慣用句の由来となった『腹掛け』に付いている物入れのことを何というでしょうか?」
◇正解 どんぶり 大人正解率10%
昔の職人たちは、この「どんぶり」にお金をいれ無造作に出し入れしていたことから、細かい計算をせずに大雑把にお金を使うことを「どんぶり勘定」というようになったのです。
⑳「ことわざ『急がば回れ』とは本来どこを回る事でしょうか?」
◇正解 琵琶湖 大人正解率3%
室町時代の頃、当時の都・京都へ向かうために琵琶湖を横断する人が数多くいました。
そうした人々に船で横断するよりも陸路を選ぶように促したのがこのことわざの由来です。
かつて、東側から京都に向かう際には、琵琶湖の矢橋(やばせ)という場所から船で渡るほうが距離は短いのですが、比叡山から吹き降ろされる突風により船が転覆するおそれがありました。
そこで、多少遠くなっても「瀬田の長橋」を渡るほうが安全で確実だと促したことから、それが「急がば回れ」の起源となったのです。