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『理由ある太郎』 8月8日

理由ある太郎』 フジ(金)23:00~
公式HP:http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/riyu/index.html
出演者:内村光良、ブラックマヨネーズ、優木まおみ、ふかわりょう、山崎弘也、石原良純、倉田真由美、森永卓郎、佐々木希、高田純次
◇「夏に知っておきたい理由SP!」
●『アイスクリームに賞味期限がない理由
そもそもアイスクリームは、冷凍庫など-18℃以下で冷凍保存されるため、細菌が増える心配のない衛生上安全な食品と考えられているのです。
また、同じ低温で保存される冷凍食品に比べ、主な原料が牛乳や乳製品と使われている品目が少なく単純であり、品質が劣化することがほとんどないと考えられているのです。
つまりアイスクリームは、冷凍庫に保存していれば半永久的に同じ状態を保ち続けるのです。
また、一度溶けてしまうと状態が変化してしまうので見た目で品質が判断できるのです。
このようなことから厚生労働省は「食品衛生法」という法律で、アイスクリームは賞味期限の表示を省略してもよいと定め、さらに農林水産省の商品の品質表示を管理している「JAS法」においても食品衛生法にならってアイスクリームの賞味期限の記載を義務付けていないので、アイスクリームに賞味期限は書かれていないのです。
●『蚊に刺されると痒くなる理由
蚊は卵を育てるために血を吸うのでメスしか血を吸わないのです。
実は蚊のメスは血を吸う時、同時に6つもの針を皮膚に挿入しています。
この6つの針を、刺した時に人間に気付かれて殺されないようにするための行為が”かゆみ”と関係しているそうなのです。
人の皮膚にとまった蚊は下唇(かしん)と呼ばれるケースの中から6本の針を取り出し、それらを皮膚に挿入します。
まず、血を吸う管を入れやすいようにするために、2本のノコギリ状の小あごを皮膚に挿入し、そして、そこに咽頭と呼ばれる管を刺し込み、皮膚を引き裂かれた際に人間に気付かれ殺されないようにするための麻酔成分や、血を吸う時間を短くするための血が固まらないようにする成分を含んだ唾液を注入するのです。
そして、皮膚の感覚を麻痺させた状態で一番太い管である上唇(じょうしん)と、その開口部のフタをしている大あご2本を人間の体に刺し込み、毛細血管を探り当て一気に血を吸い上げるのです。
そして、蚊が人間に注入したその唾液が人間の体内に入るとアレルギー反応を引き起こしてしまうため、その結果”かゆみ”という感覚を生じさせるのです。
○蚊に刺されてもかゆくならない為には?
・蚊に刺された後、だ液が広がらないよう極力かかない方が良い。更に冷やすとアレルギー反応がおさまりかゆみが減る。
●『男性が睾丸をぶつけると信じられない位痛い理由
睾丸をぶつけた時に感じるとても強い痛みは、実は睾丸そのもので感じている痛みではないのです。
実は睾丸というのは、お母さんのお腹にいる胎児の初期の頃には、体内にある形、つまり内臓の一つとなっているのです。
それがその後、内臓の位置から下がってきて袋に納まった状態で赤ちゃんとして生まれてくるんです。
そのため睾丸は体の外にありますが内蔵の一つなので内臓を包んでいる腹膜と呼ばれる膜の中にあります。
睾丸をぶつけた時に感じる痛みは、この膜が刺激された痛み、つまり内臓の痛みなのでぶつけた股間の部分だけではなくお腹にも強い痛みを感じるのです。
さらに睾丸は腹膜だけではなく、精巣白膜という膜にも包まれています。
この膜には痛みを感じる神経が集中しているため睾丸は他の内臓以上に強い痛みを感じるのです。
つまり睾丸をぶつけると信じられない位痛い理由は、腹膜と精巣白膜という睾丸を覆っている2つの膜が刺激され強い内蔵の痛みを感じるからなのです。
●『おそば屋さんの名前によく「庵」が付く理由
そもそも「庵」とは、大きい寺に付属する僧侶が修行や寝起きをする場所のことを指すそうなのです。
現在の切った状態の蕎麦は、江戸時代の初期に普及したのですが、お店の名前には「庵」という文字は付いていなかったのです。
しかし、江戸時代の中頃、ある出来事がきっかけで一気に「庵」という名前が付くようになったのです。
江戸の浅草にあった「称往院」というお寺の境内に「道光庵」という寺があったのですが、そこに信州出身の蕎麦打ちが得意な僧侶が修行していました。
この僧侶が寺に参詣に来た人に自分で打った蕎麦を振舞ったところ、これが大変美味しかったことから評判が評判を呼び、蕎麦目当てに大勢の参詣客が寺に押しかけるようになりました。
そして一時は本職の蕎麦やを抜いて江戸で一番と言われるほどの人気を集めたそうなのです。
本職の蕎麦屋はそんな「道光庵」の人気にあやかろうと多くの店が屋号に「庵」を付けるようになったのです。
そして、その名残りで現在でもお蕎麦屋さんには「庵」がつくものが多いのです。
ちなみに、親寺である「称往院」の和尚は「道光庵」が蕎麦屋なのか寺なのかわからなくなる恐れがあり、寺の本分である修行を怠ると考え、石碑を立てて蕎麦の振る舞いを禁止したそうです。

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